『プロ野球選手・自主トレサポート』

 例年、1月上旬から下旬までの期間、プロ野球選手の自主トレのサポートをActメンバーで実施しています。

 内容としましては、グランドレベルでの練習、コンデイショニングのサポート、ホテルのトレーナールームでの選手のケアなど、プロ野球チーム同様のトレーナー活動を行っております。

実際に、トッププロの野球選手と関わり、トレーナーとしての仕事が出来る貴重な現場であり、そういった環境をご用意しております。 ここで学んだトレーナー達が、プロ野球のトレーナーや、独立リーグのトレーナーとして大活躍しています。

 是非、将来のプロフェッショナルトレーナーを目指す方は、他では体験できないプロレベルの仕事を体験してみてください。過去延べ人数で、200名以上のトレーナーが参加し、ここで得た経験を仕事に生かし全国で活躍しております。

 

〈グランド内での練習風景〉

 練習内容によっては、Actメンバー達も積極的に参加し、選手達の練習面でもサポートしていきます。

時には、グランド内でも、臨床経験豊富なActメンバーによる施術が施される場合もあります。

 

〈トレーナーズルームでの風景〉

 練習後は、毎晩、ホテルの部屋をトレーナールームとし、選手達の施術やコンディショニングを参加メンバー全員が、各々のできる範囲で行います。臨床力、経験値の豊富なActメンバーは、常に施術に入り、まだ経験の浅いActメンバーは、間近で先輩方の技術を思う存分学ぶことができます。

施術後は、選手達も最高の笑顔です。

開幕に向けて、闘う準備をしている選手達のサポートができるという経験は、とても貴重で、トレーナーとして最高の喜びを得ることができます。

 過去参加し、現在、様々な野球チームに帯同し、活躍しているActメンバーの感想も参考にしてみて下さい。

『私は、1月に行われたプロ野球選手合同自主トレのサポートに参加させて頂きました。


私は将来、プロ野球球団でトレーナーをする事を目標としているため、大変貴重な体験となりました。主な活動としては、練習のサポート、ホテルでの治療見学、トレーナー陣での会食などがありました。
 水戸部さんに教わりながら、現場のトレーナーが見るべきポイントやチームとの関わり方を学ぶ事が出来ました。
 アップなどを見ながら、選手の疲労度をチェックしたり、練習中に起こりうるアクシデントを予想し予防に努める事など、現場でしか学べない事がほとんどでした。そして、この活動を通しての1番の収穫は、プロ野球界で必ずトレーナーをするという覚悟が出来た事です。実際のプロ選手の意識や考え方を知り、野球選手をサポートしたい、野球界を更に活性化させたいという思いがより一層強くなりました。今後もこのActの活動で学べた事や感じた事を忘れずに、更に努力していきます。
 今回の活動を企画して頂いた水戸部さんをはじめ、Actの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。また機会がありましたら宜しくお願い致します。』 今井 純平さん(学生/東京メディカル・スポーツ専門学校)

 

『少年野球や高校野球などステージは違えど、野球のトレーナーとして従事する者にとって憧れでもあり目指すべきプロ野球の自主トレ帯同。

 治療やトレーニングがトレーナーの仕事と思っていましたが、グラウンド整備や水撒きなど選手が怪我をしない環境作り、選手の動きを観察し、怪我を未然に防ぐ事がトレーナーとしての仕事とということを学びました。
 また、直に日本のトッププロに携わることで、プロの考え方、意識の高さにも触れることができ、現場に行かなければ学べないこともたくさんありました。
 そのような経験を生かし、私は高校野球の現場で選手に伝えることで、選手にも良い影響を与え、チームが活性化しています。
 また、指導者や保護者との信頼関係も深まり、トレーナーとしての遣り甲斐もさらに高まりました。』 黒須 耕太郎 さん(柔道整復師/コンパウォーク大成リハビリ特化デイサービス)

 

『初めて参加させて頂きましたが、最初は分からず戸惑うばかりでしたが、日数を重ねるごとに慣れてきて、次に何をすべきかというのが分かってきて、プロ野球のトレーナーの仕事内容も分かってきたので良かったです。

 グランドコンディションにも目を向けなければいけないという事を学び、いかにいい状態で選手にやってもらうか、自分の中で見るべきポイントが増えたので良かったです。
 今のうちから、どのような事をしているのか良い学ぶ機会となり、とても貴重な経験をさせていただきました。』 宮内 啓輔 さん(学生/帝京大学)

 

『プロ野球選手が2月のキャンプインへ向けて、自主トレで身体を仕上げていく様子はニュースなどで見たりしていましたが、「百聞は一見に如かず」
現場に行くと、様々な練習、トレーニングメニュー、選手同士のコミュニケーションが行われていました。
 シーズンを乗り切るために入念な準備を整えようとする意識の高さはさすがプロでした。それに伴い、我々トレーナーがどのようにサポートしていくか、元プロ野球トレーナーの水戸部さんの指導の下、とても勉強になりました。
 グランド内でのトレーナーの動きは、医療機関や治療院では経験できません。選手の動きをしっかり観察し、邪魔にならないように的確に動く。選手とコミュニケーションの取り方、宿舎での治療の仕方、などなど、とても勉強になりました。
 是非、来年も参加させていただきたいと思います。』 田中 政則(メディカルトレーナー・鍼灸師・柔道整復師/たなかスポーツマッサージ治療院院長)

 

 

『自主トレに参加させていただき多くの事を得る事ができ、多くの課題がみつかりました。
 私はトレーナー活動はほとんどしていなかったのでトレーナーとしての1日の流れややるべき仕事(雑務など)が体験できたことは知らなかった事を身をもって体験出来る機会を与えていただけて感謝しています。選手に対する細やかな気遣いや観察がトレーナーとしての必須スキルというのは体験しなければわからなかったことです。
そして、1日中選手を観察し考察できる機会は貴重な経験となりました。
 共に参加した先生と選手の動きや治療すべきポイントなどを語り合い考えるというのは非常に勉強となり、様々な視点が養われました。
選手の治療やセルフケア指導なども他の先生の考え方や指導内容も聞けるので自分の至らない点や新しいアイデアにもつながり現在の治療やセルフケア指導につながっています。トレーナーとして仕事をリアルに体験でき、選手と関わり、様々な考え方の先生と交流できる機会を与えていただけて本当に感謝しています。
 自分自身の長所や短所にも向き合える貴重な経験となり、今の仕事にも大きく役立てることが出来ています。
 このような機会を作って下さったActさんには非常に感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。』 矢田 純一(柔道整復師/じゅん整骨院院長)

 

『私はこの2年間、Actさんのプロ野球選手の自主トレサポートに参加させていただきました。1年目は私が学生だったこともあり、主に見学をメインにさせていただきました。何をしたらいいのか分からずとにかく水戸部先生の後ろを追いかけて、何をされているのか、何を今するべきなのか、その時、その時での身のこなしを学ばせていただきました。
また、トレーナーとしての選手との距離感や、グランドで注目してみるポイント、トレーナーとしての基礎を学ばせていただいた1年目でした。
 2年目は昨年、学ばせていただいたことを生かして、要所要所でポイントを確認しながらグランドで自習をさせていただきました。
また今年は選手とコミュニケーションを取るという所も注意しながら、今、身体のどんな所に疲労がきているのか?痛いところはないか?練習のお手伝いをしながらでしたが、サポートをさせていただきました。
 2年間の総括としては、まずはグランドでの自分の立ち位置、選手との距離感、常にグランドの中に意識を配りながら活動しなければならないことを学びました。
 他にも、選手の身体のケアの意識の高さと、長くプロ野球界でやっていくことは、比例するのだと知りました。大阪で野球少年たちに施術をしている1人の治療家として、プロ野球を目指している全ての野球少年たちに、身体のケアの大切さをもっと教えていかなければと思い、現在、治療院で野球少年たちに、この経験を還元させていただいています。
 まだまだトレーナーとしては活動があまりできていませんが、少しずつレベルを上げていきたいです。』楠本 大二朗(鍼灸師/心和堂~鍼灸整骨院~)